私が著書やブログでご紹介した神社仏閣に行かれた読者さんから、いろいろなご報告をいただきます。 「へぇぇぇーっ! そんな奇跡のような出来事があったなんて、すごいですね!」と驚くこともありますし、「うわぁ、大歓迎されてますね。めったにないことですよ~、良かったですね」と思うものもあります。 神田明神の将門さんの応援に行きました、というメッセージもよくいただきます。(将門さんのお話は「神さまと繋がる神社仏閣めぐり」という本に書きました) 将門さんは男気があって、頼りがいがあり、真っ直ぐな性格で、ふところが深い、そんなお人柄です。 スパッと潔いところもおありで、男としてカッコイイ……いや、人間としてカッコイイ……今は人間ではありませんが、とにかくそのような魅力的なお方です。 将門怨霊説というものがあって、本当に怨霊なのかどうかを知りたくて取材に行きました。 将門さんは怨霊などではなく、というか、そんなものになるような器が小さい人物ではありませんでした。 そんな将門さんがいる神田明神に、参拝に行かれた読者さんのお話です。 読者さんは、ご自分でも「これは無理かもしれない」と思うお願いをしたそうです。 本人が無理かもしれない、とわかっているのに、それをお願いすることは将門さんに対して失礼なのでは……とも思ったそうですが、一応、願掛けをしました。 そのあとで、将門さんにメッセージをもらいたいと思った読者さんは、おみくじを引きました。 すると、〝願望〟のところに……。 『無理な願いはよせ』 と、書いてあったそうです。 (≧▽≦) 将門さんに楽しいツッコミをされてますね。 将門さん、いいなぁ、面白いなぁ、と思いました。 読者さんはとっても真面目な性格のようで、「申し訳ない気持ちと、神様に呆れられて突き放されたような気持ちでいっぱいになり、ズーンと心が沈みました」と書かれていました。 「しばらくズーンとした気持ちで境内の続きをみる
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