住む場所は土地に左右される、というふうに言われていますが、その「土地」は、違う言い方をすれば「地殻」であり、地球という天体の固体部分の表面です。 ご存知のように地球は霊的エネルギーに満ちた天体です。 しかしながら、そのエネルギーは地球内ならどこもすべて均一というわけではありません。 強い場所と、そうではないところがあります。 エネルギーの質が良い場所、エネルギーのパワーが強いところ、エネルギーが多く存在する場所……それが、俗に言うパワースポットです。(こちらは自然界のパワースポットで、神仏の波動によるパワースポットもあります) 逆に、地球の霊的エネルギーがとても弱い場所、少ないスポットも、同じように存在します。 そのような場所は「魔」に好まれます。 ですから、「魔」をくっつけた人、「魔」の世界に傾いた人などが集まります。 そのせいで、その一区画の波動が下がってしまいます。 物件を決める前は周辺の様子をよく観察しておくことをおすすめします。 高い位置に住むのは、影響を受けるところがちょっと違ってきます。 土地の影響もありますが、それよりも空中の影響を受けます。 たとえば、今、自分が立っている目の前に高層マンションがあるとします。 大きなマンションがドーンとそびえていて、自分がいるのはエントランス入口です。 そこから上を見上げると、建物が空に向かって建っています。 そのマンションには、多くの人が住んでいて、15階にAさんが住んでいます。 Aさんは、15階のお部屋に家具を置いて、そこで食事をしたり、寝たりしています。 地上に立っている私から見ると、15階はあのあたりだな、というその場所はとても高い位置にあるわけです。 そこで、マンションという建物を外して考えると……Aさんは、あんなに高い空中で、いつも食事をしたり、寝たりしているのね、となります。 建物があるから、そこに住んでいるという感覚ですが、実は空中にいるのです。 建物がなければ、人間がその場に滞在することは不可能で、ありえない高さの空間に常時いる、というわけです。 建物を透明化したら、1階から最上階まで、住んでいる人間がそれぞれの空間にいるのです。 前回、書きましたように地上には人間の念があり、霊もいます。 空中ではどうかと言うと、建物や部屋に住みついていれば話は別ですが、建物が何もない空間には人間の念や霊はいません。 いるとしたら、自然霊です。 最初の著書に書いたのですが、神仏とか妖精とか悪霊などに分類ができない、得体の知れないものが空中にはいます。 (私が最初に見たものは空中にぽっかりと、大きな顔だけで存在していました) 得体の知れない存在は、良くも悪くもないニュートラルです。 通常だったら、人間に害を及ぼ続きをみる
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