今まで、いろいろな神社やお寺をご紹介してきました。 この先も、神社仏閣で見たもの、聞いたことは、すべてそのまま、正直にお伝えしていこうと思っています。 真実をお伝えするという、そこにブレはないのですが、ただ、一点、最近とても悩んでいることがあります。 私が見た神様と違う神様を感じたという読者の方がいた場合、その方は私の書いたものを読んで嫌な気持ちになるのではないか? ということです。 いただくお手紙やメッセージに、「なんとなくわかるようになってきました」と書かれているものが、最近多く届きます。 神様や仏様をこのように感じました、 神社仏閣での良い「気」をこのように感じて癒されました、 こんなふうに神様仏様に歓迎してもらいました、 このようなごりやくをいただきました、などなど、ご自分の体験を書いて下さっている方が多いです。 読んでいると私も同じ気持ちになって、ウキウキわくわくして、「良かった〜」と、心から嬉しく思います。 ブログを見に来て下さい、と書かれていたら、お邪魔して読ませてもらっています。 そこにもたくさんの体験が綴られていて、楽しいひとときを過ごさせてもらっています。 そんな中に、私がすでに参拝して見てきた神社で、ご祭神とは違う神様を、ご祭神として書かれている方もいらっしゃいます。 そのような文章を目にした時に、どうしよう……と真剣に悩みます。 たとえば、Aという神社で、「厳しい龍の神様だな〜」と感じた方がいたとして、私が「女の神様でした」と書いたら、その方は自分の霊能力、霊感を否定された気持ちになるのではないか……と思うのです。 僕は間違っていたのか? 僕の能力はまだまだなのか? と考えてしまうと、悲しい気持ちになるかもしれません。 どちらか一方だけが正しい、と思ってしまうと、もう一方は間違いである、という発想になってしまいます。 「識子さんのほうが間違っている」と思っていただければ、まったく問題はないのですが、自分が間違っている、と考えてしまうと、傷つくのではないか……その神様のことを書くと私は人を傷つけるのではないか……とそのように悩みます。 そこで、ちょっとそのへんについて書いておこうと思います。 さきほどのたとえ話で言うと、Aという神社には、龍が眷属としているのかもしれません。 無意識に眷属とつながっている場合、その眷属にご縁をもらっている可能性があります。 神社では、境内社(摂社・末社)の神様も眷属も、気に入った人に特別目をかける、ということがたまにあるからです。 ご祭神だけがそうするわけではないのですね。 もしもその龍が可愛がって下さっているのだったら続きをみる
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