前回の記事に関しまして、もうちょっと深く掘り下げてみたいと思います。 ① 写経は違う宗教の人に届くのでしょうか? 届きます。 写経の供養は、受け取る人が信仰している宗教と一致しなければいけない、というものではないのですね。 亡くなった人を想う気持ち=愛を届けたい、心安らかに過ごしてもらえるよう癒しを送りたい、あちらの世界での格がアップするようお手伝いをしたい……。 このような、亡くなった人に対する気持ちを、実際に形として、また、亡くなった人に実際に作用する効果があるものとして、あの世にプレゼントする……それが供養であり、その中のひとつが写経というわけです。 個人で心を込めて供養をしたい、そう思った時に、仏教という宗教の方法を使えば、写経になりますよ、と、そういうことなのです。 般若心経という力があるお経に乗せたその人を想う気持ちは、たとえ外国の人でも違う宗教の人でも効果があります。(相手が仏教を信じる・信じない、という精神的なところに作用するのではなく、物理的に効果があります) 私の元夫はクリスチャンで、日本にもクリスチャンは少なくありませんし、神道の方や新興宗教の方もいらっしゃると思います。 国際結婚をされている方や、外国人のお友達がいる方も多いと思います。 宗教が違うから効果がないのかな? と思われて、供養を思いとどまるのは、亡くなった人からすると、しょんぼりしてしまう気持ちになるように思います。 さらに、供養は送られたほうはもちろん、送るほうにも、良い作用がありますから、してみようと思われた方は、是非一度、体験されることをおすすめ致します。 重ねて言いますが、方法は仏教ですが、仏様が届けてくれる供養の効果は、国籍・宗教・生前に住んでいた場所の距離を問わず、どの人にも作用します。 ですから、宗教が違うことを不安に思わなくても大丈夫、というわけです。 ちなみに届続きをみる
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