セドナには、到着した日を含めて5日間滞在し、6日目の午前中にグランドキャニオンへと出発しました。 セドナでの最終日となる5日目、サンダーマウンテントレイルを歩いてみました。 この登山道というか、遊歩道はサンダーマウンテンの正面を横切るようになっています。 この日の天気予報は朝から雨、となっていました。 サンダーマウンテントレイルを訪れる前に、まだ行っていなかったボイントンキャニオンへと車を走らせました。 ここは4大ボルテックスのひとつですから、欠かすわけにはいきません。 車を降りると空は曇っていて、お天気は下り坂という雰囲気です。 雨が降ると困るな〜、と考えて、「あ! そうだ! 穂高さんに頼もう!」と思いつきました。 世界中どこにでも行く(ニュアンス的には、行ってやってもいい、です)と、約束してくれましたから、必ず来てくれるはず……そう思って、穂高さんを呼んでみました。 ちなみに穂高さんというのは、長野県上高地にある穂高神社奥宮(山岳系神様)の眷属の龍です。(穂高さんについては『神社仏閣は宝の山』という本に詳しく書いています) 神仏は約束を決して破ったりしませんから、約束通り、穂高さんはセドナに来てくれました。 とっても大きな体で、悠々とセドナの空を泳いでいます。 うわぁ、穂高さん、かっこいい! とほれぼれしました。 「穂高さん、サンダーマウンテントレイルを歩き終えるまで、雨を降らせないで〜」 そう言うと、すぐに穂高さんはどんよりとした分厚い雲を薄くし、見る見るうちに消していって、日が差すようなお天気にしてくれました。 龍神に対してその口のきき方はけしからん、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、龍と契約を交わすと、下出にでてお願いをしてはいけない、と神様に注意されたので、対等に話をしています。 龍って、どこの国にいても自在に天気を変えられるのですね。 穂高さんはやっぱりすごいです。 堂々と空を泳ぐ穂高さんですが、セドナの空間とは違和感がありました。 合わない……、マッチしていないのです。 違う、という感じがアリアリとします。 貫禄ある穂高さんがゆったり泳ぐさまを見ていた、ボイントンキャニオンの眷属たちは「おぉ〜! 龍だ〜!」とみんな見上げていました。 龍は本当に珍しいみたいで、みんな拍手喝采、という雰囲気です。 龍を見ることができた喜びにあふれていました。 お天気が回復したので、ボイントンキャニオンでのんびりと時間を過ごし、駐車場に戻る時に、もう1回穂高さんを見よう……と思ったら、穂高さんはどこにもいません。 あれ? と探していたら、眷族が「龍は帰ったぞ」と教えてくれました。 とりあえず雨を止めたので、穂高さんは上高地へ帰ったようでした。 それから、サンダーマウンテントレイルへと行きました。 このトレイルはさきほど書きましたようにサンダーマウンテンの正面に行けます。 そこでエネルギ続きをみる
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