※メッセージはありがたく拝読させていただいておりますが、お返事はどなたにも差し上げておりません。
どうかご了承下さいませ。
高い山にある山岳系神社に行くと、たまに天から音楽が聞こえてくることがあります。
最初は空耳かな、と思っていたのですが、どう聞いても天上から降りそそいでくるのです。
美しいメロディが。
それはなんだか心地の良いメロディで、聞いていると魂がふわぁ〜っと癒されます。
今日だけ特別に聞かせてもらえたのかな、と最初はそんなに気にしていませんでした。
でもやっぱり、山の上の、空が近い神社に行くとたまに聞こえてきます。
メロディは短いものなので、 「これをうまく曲にするといいかもしれないな〜」 と思ったことはありましたが、そんな難しいことが私にできるはずがないので、そのままにしていました。
そんな時に、鎌倉の江島神社の弁天様にお参りをしました。( 『神社仏閣は宝の山』 という本に書いています)
この仏様は、音楽関係に強い仏様です。
その弁天様が、私に 「お前は音楽はしないのか?」 と聞いてきたのです。
「え? していないです」 と普通に答えたのですが、なんだ残念だな、みたいな雰囲気を濃厚に出されました。
「あれ? それって、したほうがいいってことなの?」 と思いましたが、神仏は差し出がましいことは一切言わないので、話はそこで終わりました。
でもその後、弁天様の雰囲気がど〜〜〜しても忘れられず、楽器でも習ってみようかな、と考えるようになりました。
というのは、時々聞こえてくる音を表現するのは、文章では無理だからです。
ま、時間が出来た時にちょっとずつやればいいか、とおぼろげながら考えていました。
それから3ヶ月後、京都へ取材に行った時に、三十三間堂に参拝しました。
これも本(京都でひっそりスピリチュアル)に書きましたが、そこで観音様に手を借りたのです。
楽器をうまく弾ける手です。
仏様に手まで借りたのですから楽器を始めないわけにはいかず、では……と、練習を始めたのでした。
が、しかし、これがなかなか難しく、思ったような音が出せません。
才能がないんだろうなぁ〜、無理だな〜、と思った頃、今度は豊国廟へ行きました。
秀吉さんといろんな会話をして、 「では、そろそろ帰ります」 となった時です。
秀吉さんのほうから、手が2本多いが? という指摘がありました。 (もう1本は文章がうまくなるよう願掛けした手です)
借りた2本の手は肩から横に出ているのだそうです。
そこで秀吉さんに、手を借りた経緯を詳しく説明したところ、借りているものが微妙に違う、と言われました。
琵琶を持つ手は、 「演奏が上達する」 手、なのだそうです。
私の場合は、 「曲を作る」 という〝作曲の要素〟が入るので、借りてくる手は 「笛を持つ手」 ではないか? と言われました。
笛? と、縦笛を連想すると、秀吉さんはイメージで横笛を見せてくれました。
なぜ、笛なのだろう? と不思議でしたが、せっかくなので秀吉さんのアドバイス通りの借り換えをしに、ふたたび三十三間堂へ行ったのです。
観音様に事情を説明して、借り換えをお願いしました。
今度は、自分からこれを貸して下さい、と言わずに、先に詳しく説明をしてみました。
すると横笛(竹で出来ているように見えました)を持った手が、多く挙がったのです。
その中から1本をお借りしました。
借り換えをしてからは、私の頭の中の音をそのまま表現することが出来るようになりました。
おぉ〜、やっぱり三十三間堂の観音様の手はすごい〜! と改めて思いました。
手の効果が実感できるのは、まだまだ先かなと思っていましたが、意外と早く実現したのでご報告致します。
この曲は、天上から奏でられた美しい音を、私が曲に仕上げたものです。
やっと皆様にシェアすることができるようになりました。
魂を癒す、癒しのメロディです。
良かったらどうぞ、聞いてみて下さい。
タイトルは 『FREED SPIRIT』 です。
あ、ちなみに私に編曲の知識はありませんので、編曲は専門の方に依頼してやっていただきました。
画像をクリックすると、YouTube で再生します。
スマホのスピーカーで聞くと音質がかなり落ちてしまいますので、スマホの方はイヤホンを使用すると音の良さが正しく伝わると思います。