実家に行った時のお話です。 実家の仏壇には、父方の祖父の位牌が入っています。 亡くなったのはもう60年以上も前ですから、父方の祖父は、完全に50回忌の向こう側に行っています。(50回忌の詳しい説明は『死んだらどうなるの?』という本に書いています) もう生まれ変わったんじゃないかな~、と思いつつ、仏壇に手を合わせた時に、父方の祖父が出てきました。 あ、まだ、いるんだ! と驚いていると、こう言ったのです。 「〇〇(父の名前です)が死ぬ時に迎えに行く。だから、まだ生まれ変わらない」 それも、ニッコニコの笑顔でした。 へぇぇぇぇーーーーー! と、予想外の言葉にビックリしました。 息子が亡くなる時に迎えに行きたい…… そのために生まれ変わらずにいるわけです。 父方の祖父は、生前に信仰を持っていませんでした。 ですから、亡くなったあと、行くべき道(光)を自分で見つけられず、暗闇の中にいました。 死後の世界があるとか、成仏をするとか、そのような考え(知識)がまったくなかったのです。 父が母と一緒になったことにより、母方の祖母を介して話をができるようになりました。 それで無事に成仏したのです。 その後も、あちらの世界でいろいろとわからないことが多かったようです。 けれど、母方の祖父母がすべて解決してくれたため、安らかに過ごせたのでした。 年忌等は丁寧にしてもらえるし、母はせっせとお供え物をしています。(今もしています) お盆の接待も豪華ですし、お土産まで持たせてもらっています。 このような供養で、父方の祖父はスムーズに階段を続きをみる
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