人間は、困っている人や、悩んでいる人を、助けることができます。 目の前で誰かがすってんころりんしたら、手を差し伸べることができるし、 悩み苦しんでいる人の相談に乗って、適切なアドバイスをすれば、わずかでも苦しみを軽くしてあげることができます。 スピリチュアルな世界を知らない、もしくは、信じていない、という人が救える対象は、現在生きている人のみ、です。 けれど、スピリチュアルな世界を知っていれば、私たち人間は、見えない世界の人も救うことができます。 読者さんから時々いただく報告に、 仏様(お寺)に写経をおさめたら、「為」に書いた人が来た、というものがあります。(最後の「為」というところに名前を書けば、仏様がその人に写経の供養を届けてくれます) 高野山の奥之院に納経したら、その日の夜に来た、という方もいました。 その故人は、人間が考えている以上に、大きく救われているのです。 わざわざ来るのは、よほど嬉しかったのだと思います。 このようなメッセージを読むと、思い出すのが、靖国神社の阿南さんです。 私の本を読んで、阿南さんに会いに行った方が、こう言ったそうです。 「私が昭和天皇の陵(みささぎ)であなたの話をしてくる。あなたのことをもしも誤解していたとしても、私がその誤解をといてくる。だから安心して下さい」 阿南さんはそれを聞いて、おんおんと大声をあげて号泣したそうです。(詳細は『神様のためにあなたができること』という文庫本に書いています) 阿南さんは肉体がないし、成仏もしていませんから、自分で昭和天皇の陵に行くことができません。 では、代わりに行ってあげよう、と思った方は、見えない世界をしっかりと信じています。 そして、自分にできることをされたわけです。 以前のブログに書いたことがありますが、高続きをみる
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