『ごりやく歳時記』という本に書いているのですが、 鏡餅は、神棚と仏壇だけでなく、「水が出る場所」と「火を使う場所」にも、お供えしたほうがいいです。 こうすることで、家運が下がることがなくなりますから、新しく来る年もいい年にできます。 神棚と仏壇は、基本、23時45分を過ぎてからお供えをするため、 家の中はそれまでにすませることが理想です。 時間で言えば、23時30分頃から、 キッチンの水道の蛇口、浴室、洗面所、コンロの上、そしてトイレに、鏡餅をお供えします。 「うちは、お供え場所がたくさんあるんです」というお宅もあると思います。 二世帯住宅とか、1階でお店をしているとか、1階を事務所にしているとかですね。 たとえば、1階で美容院をしていて、店舗にもトイレが2つある、シャンプー台が3つあるから蛇口も3つある、となったら、そこにもお供えしたほうがいいです。 ちなみに、トイレは個別に、全部のトイレにお供えします。 1階と2階にトイレがあるというお宅も、どちらのトイレにもお供えは必要です。 というわけで、「え? じゃあ、23時30分頃からやっても、全然間に合わないんですけど~」というお宅があるかもしれません。 こういう場合、昼間に、または、夕方あたりに、鏡餅をお供えする、というのは続きをみる
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