本日のお話です。 駅へと続く階段を降りようとしたら、下から女性が上がってきました。 ちょうど最後の1段をのぼったところで、その女性は「ふ~」と疲れた感じで、両手にさげていたスーツケースを下ろしていました。 ああ、わかる~、スーツケースを持って階段を上がるの、つらいよねぇ……と思いました。 こういう場面を見ると、いつも思い出すことがあります。 3年くらい前ですが、私もスーツケースを両手で持って、ヒーヒー言いつつ階段を上がっていました。 海外の帰りだったため、スーツケースが強烈に重たかったのです。 しかもその階段は長く、1歩1歩ヨタヨタしながら上がっていたら、上から来た若い男性が、 「階段の上まで持っていきましょうか?」と言ってくれました。 「え? でも、あの、これ、むちゃくちゃ重たいんですよ」 「かまいませんよ~」 そう言って男性は、階段の上までスーツケースを持っていってくれました。 この親切が、どれだけありがたかったことか~。 本人にお礼を言ったあと、いい人だったなぁ、ありがたかったな~と、何回も繰り返し思い、心の底の底から感謝をしました。 いまもしっかり心に残っていて、今日のような場面を見ると必ず思い出します。 以前に、「小さいようで大きい親切」という記事で、レジ袋の開け方を教えてくれた人がいることを書きましたが、さり続きをみる
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