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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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人間が思う不吉と見えない世界

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※昨日、お出かけをしていて帰宅が大幅に遅くなり、1日遅れての更新となりました。誠に申し訳ございません〜。 神社に参拝に行く途中に、または境内・参道に、動物の死骸があった…… ということで、「参拝を拒否されたのかな?」と、悩んでしまうというお話の続きです。 拒否された? と考えてしまうのは、死骸なので「喪」がつくのでは? とか、死骸がよくないもの、不吉なもの、ととらえているからではないでしょうか。 前回ご紹介した過去記事で説明しているように、動物が亡くなるのは大自然の母体に還る、本体に戻る、ということです。 動植物は、人間のように「生まれる」「死ぬ」ことが特別な出来事ではなく、大自然の循環……たとえば、雨が降って川となって流れ、海へ出て蒸発したのち、また空から雨となって降り、地上に戻って来るという、この循環と同じです。人間の「死」とは全然違うのです。 ですから、動植物に「喪」はつきません。 喪がつかないので、動物の死骸は不吉なものではないのですね。 ペットが亡くなった日でも、神社に参拝に行くことは可能です。 ただ、礼儀として、亡くなったその日だけ、遠慮したほうがいいかな、とは思います。 でも、当日だけ控えれば十分で、翌日からはなんの遠慮もいりません。 「ペットは誠意を尽くすために生まれてくる」という記事にも書きましたが、家族だったペットが亡くなって、その後のことがとても心配、という方もいらっしゃると思います。 亡くなる前は病気で何も食べられなかった、お水すら飲めなかった、という場合、亡くなったあともお腹をすかせているのでは? と心配になるかもしれません。 火葬する時に食べ物も一緒に入れてあげたほうがよかったのだろうか…… 食べ物を棺に入れてあげなかったから、今でもお腹をすかせているのでは? と悩み始めると、ものすごくつらいように思います。 動物は植物と完全に同じではありませんが、大自然のサイクルに還るということで、ほぼ同じ存在です。 日照りが続いて枯れてしまった植物……つまり、日照りで死んでしまった植物が、死んだあと「のどが渇いた、お水がほしい」と幽霊にならないのと続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』


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