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今回は、上編に書いたご質問の答えの補足から書こうと思います。
子供の頃、お稲荷さんの境内で遊んでいたという場合、遊んでいただけで参拝したわけではありませんから、縁をもらっていることはそんなに多くないと思います。
ただ、その子が霊的に優れている場合、子供について行くことがあります。
それはその家で祀ってもらいたい・・・つまり、自分のために神棚を用意してもらいたい、もしくは神棚があればそこに入れてほしい、という意思表示です。
これは祀ってもらいたいと思う〝眷属〟がついて行きます。
祀ってもらえたら、その子をしっかり守ってやる、ということです。
しかしついて行っても、祀ってもらえないとわかると、諦めて神社に戻ります。
子供の頃、境内で遊んでいたことがあって、その後の人生で不幸なことが続く・・・という場合は、あまりないように思うのですが、もしかしたら縁をもらっているかもしれませんので、前回書いたような方法で謝罪するといいです。
近所でよくお参りしていたけど引っ越すことになった、という時も、ちゃんとお話すれば大丈夫です。
この場合も、できたらお供え物を持って行ったほうがいいです。
これからは参拝に来れません、というお話をするわけですから。
とにかく丁寧に、ちゃんと誠心誠意お話すれば問題ないです。
「結婚をしたり、子供に恵まれた場合、パートナーや子どもたちも参拝しなくてはならないのでしょうか」という質問もありました。
信仰は 「自分」 と 「神仏」 との2者間でのみ成立するものです。
これは神仏ならどの神様もどの仏様も知っていますから、「子供も連れて来い」 などと言うことは決してありません。
夫や妻、子供には信仰の自由があるので、そこは強制したりしません。
これは神格がまだ低くてもその部分だけはちゃんと知っています。
逆に言えば、信仰していたその人が亡くなったからといって、遺族が続けてお参りしに行かなければいけないということもないのです。
それから、「家の工事関係の仕事をしている夫が心配です」 というメッセージもありました。
家の工事に伺うと屋敷神 (庭に祠やお社を建てて祀られている神様で、ほとんどがお稲荷さんです) がある、というおうちも少なくないのだそうです。
「中に神様が入っているかいないか、わかる方法はありますか?」 とのことですが、見ただけでは難しいと思います。
しかし中に入っていた場合、何もしないで工事をすると、工事関係者が叱られることもあります。
神様に移動してもらうのか、建て替える間だけ別のところにいてもらうのか、事情によって違いますが、これは家主に神社仏閣にお願いして処置をするよう頼んだほうがいいです。
もしも家主が聞き入れてくれない場合、工事を始める前に、お酒だけでもお供えしてそのお稲荷さんに事情を話し、先に謝罪しておくことをお勧め致します。
そうすれば、もしも処置なしでする工事のことを怒っても、工事関係者に障りが出ることはないと思います。
それから、お稲荷さんの境内で携帯に撮った写真が保存されていなかった、と悩まれている方もいらっしゃいました。
お願いの仕方が悪かったのでしょうか、祟られてしまうのでしょうか、たたりは怖いのでしょうか? 等、書かれていました。
重ねて言いますが、お稲荷さんは 〝神仏〟 です。
お願いの仕方が悪いとか、何かが気にいらなくてすぐに怒って祟る、とか絶対にないので、そこはご安心下さい。
メッセージを読ませていただくと(事細かに状況が書かれていました)、悩まれていることとは逆です。
お稲荷さんとその眷属が特別にそばで高波動を与えてくれたために、カメラが反応しなかったのです。
お稲荷さんは怖い、となんでも悪いほうへ悪いほうへ考えると、サインの受け取りを間違ってしまう場合があります。
お稲荷さんは怖くないです。
神格が低くて、眷属クラスで祀られている小さなお稲荷さんの場合、そのお社なりお堂に誰も参拝しなくなると、コンスタントに行っていない人が叱られる・・・ことがある、というだけです。
そこさえ気をつければ、お稲荷さんは本当に面倒見がいい神様なのです。
私の父は今年、78歳ですがいまだに元気で張り切って仕事をしています。
あちこちに出張もしていますし、仕事で提出する英文レポートも自分で書いています。(年を取ったせいか必死で辞書を引いていますが)
これは、母がせっせとお稲荷さんに 「仕事が入りますように」 と、お願いをしているからです。
誤解のないように書いておきますが、父は仕事が大好きなので働けるだけ働きたいと言っています。
働きたい人からするとこの年齢で仕事があるということは、本当にラッキーです。
お稲荷さんが終生守ってくれるということは、実はものすごくありがたくて、ものすごく幸運なことなのです。
うちの母は12年前に、ガンの手術をしました。
発見が初期の初期段階で、こんなに早い時期に見つかるのは奇跡だ、とお医者さんに言われました。
手術だけで済んで、抗がん剤も放射線治療もしていません。
再発もしていません。
お稲荷さんのおかげ、と母はその後もせっせと手を合わせています。
コンスタントにお参りをすれば、こんなに面倒見のいい神様はいないというくらい、面倒をみてくれる、それがお稲荷さんです。
ただ、参拝はちょっと気をつけましょうね、とそこだけ忘れずにいれば何も心配することはなく、実はありがたい神様なのですよ、ということをお伝えしたいです。
※質問が新たにいろいろと届いておりますが、長くなりますので、それはまたの機会に回したいと思います。誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけるとありがたいです~。
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