手を合わせる場所から仏像が遠かったり、仏像の前に御簾(みす)が掛けられていたりして、仏像がよく見えない、というお寺があります。 仮にしっかり見えたとしても、時の流れとともに仏像の記憶が曖昧になっていく……というのはよくあることです。 ふと気づくと、「こんな感じだったかな~?」というふうにしか思い出せない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 緊急時に、ご縁をいただいたお不動さんに助けを求める時や、 ご縁をいただいたお地蔵さんに霊の成仏をお願いする時は、その仏様を心に描きます。 この「心に描く」というのは「仏様を思い浮かべる」ということですが、「仏像」をよく見ていない、もしくは、ハッキリと覚えていないという人がほとんどだと思います。 以前にも書いたことがありますが、全然問題ありません。 ここで言う「心に描く」、「仏様を思い浮かべる」とは、仏像を思い出す、ということではなく、 〝存在〟を「心の中に置く」という意味です。 お寺に行って仏像を見ると、誰もが、何かしらその〝仏様〟を感じています。 仏様と会話をしなくても、仏様の「気」とか、波動とか、放っているオーラを感覚でつかんでいます。 この時に、「仏像」を記憶するよりも、見えない世界の感覚的なもののほうをしっかり覚えておきます。 「気」や波動を感じる能力が、まだそこまで高くないという方は、 その仏像の雰囲気、仏像を含めた周囲の様子を記憶しておきます。 こうすることで、仏様の〝存在〟を記憶できます。 この〝存在〟を心の中に置き、お不動さんにSOSを続きをみる
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