※前回の続きです。 「今の部署はヒマで仕事が面白くありません。もっとやりがいのある部署に行きたいです。競争率が高いのですが、どうか憧れの部署に異動になりますように」 という願掛けをした。 それからほどなくして、願掛けが叶い、希望していた部署に異動になった。 しばらくは楽しく働いていたが、忙しすぎるため、体がもたない。 精神的にもしんどくなり、 「前の部署のほうがよかった、前のところに戻りたい。願掛けを取り消したい……」 という、この場合、どうやって願掛けを取り消すか、というお話です。 叶う前だったら、前回書いたように、〝取り消し〟が可能です。 しかし、この例のように、すでに叶っている……という場合は、取り消すとか、変更するとかの段階を過ぎています。 願掛けは〝完了〟しているのです。 完了したものを、もう一度「こうして下さい」「ああして下さい」という、修正、変更は、ありえません。 たとえば、「希望している部署に異動させてほしい」という願掛けを、 「残業ナシでお願いしたい」と条件を加える、修正・変更は、叶う前ならオーケーです。 けれど、すでに叶っていたら、願掛けは〝完了〟しているので、そこに条件をプラスすることはできないというわけです。 前の部署に戻らせてもらう…… これは「叶った願掛け」 = 「完了している願掛け」を〝取り消す〟のではありません。 「前の部署に戻りたい」と、〝あらたに〟願掛けをするのです。 お願いに行くのは、叶えてもらった神社でもいいですし、別の神社でもオーケーです。 「せっかく叶えてもらった願掛けを、取り消すような、続きをみる
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