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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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参拝の基本 〜これだけしていればOK~

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今まで神社やお寺を参拝したことがなくて、最近、神社仏閣に行き始めたという方や、 これまで宗教に興味がなかったため、宗教の知識がなく、参拝の仕方がよくわからないという方から、たまに質問をいただきます。 そこで今回は、そのような方がドキドキしながら参拝をしなくてすむように、参拝の基本を書いておきます。 まず、神社です。 境内に入ったら、手水舎へ行き、そこで手を清めます。 口も清めると書いてある神社がありますが、口に入れても大丈夫な清潔な水かどうかは、自分で判断します。 左右の手を清めれば、体全体を清めたことになるので、無理をして口に入れなくてもかまいません。 拝殿の前に行ったら、お賽銭は投げずに、そっと滑らせるように入れます。 金額は決まっていませんから、自分が「気持ちよく」入れられる金額にします。 次に、頭上にある大きな鈴を鳴らす人が多いのですが、鈴は鳴らしても鳴らさなくても、どちらでもかまいません。 思いっきり振りまわして、ガランガランと鳴らすと、眷属が眉をひそめることがあるので、鳴らす場合は上品にちょっと音が出る程度にします。 それから、2回お辞儀をして、パンパンと2つ拍手をします。 お願いごとがあれば、2拍手のあとにします。 終わったら、1回お辞儀をします。(願掛けがない場合は2つ拍手をしてから、すぐにお辞儀です) これが一般的な参拝の仕方です。 つまり、これだけしていればOK、というわけです。 神様・眷属に対してより丁寧な参拝をしたい、という方は、境内に入る鳥居の手前で1礼をします。 帰りも、鳥居を出たところで振り返って1礼です。 願掛けをしたあと、最後のお辞儀の前に、もう一度、2拍手をすることが、神様や眷属からすれば礼儀正しく丁寧な参拝なのですが、 これは一般に浸透していないため、しなくても大丈夫です。 というか、やると、まわりの人にチラッと見られたりするので、勇気がいります。 願掛けをする前に、ご挨拶と自己紹介はしたほうがいいです。(心の中でオーケーです) いきなり願掛けを述べるのは礼儀的にNGです。 参拝に慣れてきたら、そして、もっと丁寧な参拝をしたいと思ったら、2拍手のあと、ご挨拶と自己紹介の前に祝詞を唱えると、喜んでもらえます。(祝詞は周囲に聞こえない程度のかすかな音でいいので声に出します) これが神社での参拝の基本です。 次にお寺です。 お寺も、手水舎がある場合は手水で手を清めます。 でも、手水舎がないお寺のほうが多いです。 なので、お寺では、あれば清める、くらいの感覚で、 手水舎がないからといって、ウエットティッシュで手を拭いたほうがいいのだろうか? と考えなくても大丈夫です。 そのままお堂のほうへ進みます。 高野山の奥の院は、お堂の手前に塗香が置かれています。 塗香と続きをみる

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