※前回の続きです。 神社は境内(神域)に入ったところから、歓迎のサインやご神気を感じ取ることができます。 ですから、鳥居をくぐったら、すぐに「わかる」練習ができます。 慣れてくると、眷属や神様の大まかなことも、境内に入ったところでわかるようになります。 お寺のほうはちょっと違っていて、雰囲気などは境内ですぐにわかるのですが、 仏様のことは、仏像のそばに行かないと、わかりづらいです。 遠くから見ただけではコンタクトは無理、という仏像も多いので、私は必ずおそばに行っています。 秘仏はまったくわからないというお寺と、厨子が閉じられていてもちゃんとわかるお寺に分かれます。 仏様は神様と違って、そこに「いる」のではなく、仏像を通じて出てくる存在です。 実際にその場に、ご本人がいるのではないため、道がつながっている仏像のおそばに行く必要がある、というわけです。 仏像のすぐそばに行ったら、お顔をじーっと見つめ、〝仏様〟を感じます。 この時に「感じよう!」とか、「わかろう!」と考えるのではなく、頭の中は空っぽにします。 ただ見つめるだけ、です。 「怖い」感じなのか、「優しい」感じなのか、「朗らか」な感じなのか…… 考えたり、想像したりせず、「わかる」能力で感じます。 お寺には仏像がいくつも安置されていますから、続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』