先日、「江戸」のことをあれこれ書いている本を読んでいたら、1両の価値について書かれているページがありました。 1両でどんなものが買えたのか、どのようなことができたのか、という具体的な換算がされていて、面白かったです。 江戸時代の初期なのか、中期なのか、幕末なのかで違いがあるのでしょうが、その本によると、 お米だと、1石(こく)2斗、買えたそうです。 1石ってどれくらい? と思ったので調べたら、10合で1升、10升で1斗、10斗で1石でした。 1石の容量は180リットルだそうで…… う~ん、よくわからない、というのが、正直なところです。 お米10キロが約66合らしいので、それからザッと計算をすると、おおよそですが、 1石2斗は180キロ分くらいでした。 1両で、 お蕎麦だと312杯食べられて、味噌だったら140キロ買えます。 大福なら1250個、ゆで卵はちょっと高くて250個です。 お風呂屋さんには500回ほど行けて、旅籠(は続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』