※前回の続きです。 神仏はノドが渇くことはありませんし、空腹になることもありません。 ですから、お供え物を「欲しがる」ことは絶対にないのです。 それはつまり、基本は、何も持っていかなくてもいい、ということです。 けれど、「神様どうぞ」 「仏様どうぞ」とお供え物を持っていくと、とても喜んでもらえます。 「神仏を思う」その優しい気持ちが、輝くほどに尊いからです。 あたたかい信仰心が入ったお供え物は特別に美味しく、神仏をリラックスさせたり、ニコニコの笑顔にさせたりします。 けれど、たくさん買うのはちょっと……ということがあるかもしれません。 たとえば、本殿と境内社が2社ある神社に行く、境内社の神様にもお供え物をしたい……となるとカップ酒を3つ買うことになります。 今のふところ具合では、これはちょっと痛い……という場合や、 自宅まで持って帰れないから、おさげしたあとは捨てなければいけない、それはもったいない……という場合など、 事情はいろいろあると思います。 このような場合、お供えはやめたほうがいいです。 前述しましたように、もともとしなくてもいいものなのです。 「3つも買ったから、ふところが痛いわ~」とか、「もったいないよな~」というネガティブな気持ちが入ったお供え物は、まったく喜んでもらえません。 ネガティブな感情入りのお供え物をするよりも、何も持たずに行って、ニコニコと楽しく手を合わせるほうが参拝としては正しいのです。 そのほうが喜ばれます。 同様に、お賽銭も気をつけます。 「今日は大きな願続きをみる
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