亡くなった人の姿を見る、ということは、誰にでもあることです。 今はまだ経験がないという方も、今晩、なつかしい人、大好きだった祖父母などに、夢で会うかもしれません。 一番多くて、一般的なのが、夢で見るというパターンです。 亡くなって49日までの間だったら、まだ成仏しないという人がたくさんいます。 なので、この期間は霊の存在として見えることもあります。 この場合、霊能力がある人のほうが見えやすいかもしれませんが、霊能力が発達していなくても、ふっと何かの拍子に見えたりします。 さて、そのようにして見えた故人について、です。 たとえば、亡くなって7日しかたっていない父親を、娘と息子がリビングで〝同時に〟見たとします。 「ワイシャツを着てるってことは会社に行くつもりなのかな」と息子が言うと、 「え? 違うよ。入院していた時のガウンを着てるじゃない」と娘が言います。 こういうケースでは、お互い、相手が見間違えていると思うかもしれませんが、どちらもちゃんと見ています。 人間の考えでは、霊も生きている人間のように、着替えない限り同じ服を着ており、誰が見てもその服装、同じ姿で見えるはず、と思うでしょうが、そうではありません。 見る人によって、着ているものが違うのは、よくあることなのです。 亡くなった本人が「絶対に! この服で見てほしい!」と強く意識をしていたら、誰が見てもその服装で見えます。 けれど、本人がまったくそこを続きをみる
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