人生には、つらいこと、悲しいこと、苦しいことなど、乗り越えるのが困難である……乗り越えるのはきついなぁ、と思うことが、時々起こります。 くじけそうになるその困難の中で、さりげなく助けてもらったり、ささえてもらったり、励ましてもらったり……このようなありがたい救いが得られることもあると思います。 それをしてくれるのは、ダンナさんや奥さんかもしれませんし、ご両親かもしれません。 人生のパートナー、お子さん、友人、知人、お医者さんや看護師さん、という方もおられると思います。 人間だけでなく、テレビでたまたま流れていたセリフに救われた、たまたま読んだ本に心が軽くなることが書かれていた、何気なく見た映画に励まされた、という方もいらっしゃるでしょう。 これは本人が気づかないところで、神仏に助けられています。 さりげない方法でささえてくれる神様、仏様も忘れてはいけない存在です。 さて、こうして、「元気づけてもらった」「ささえてもらった」ことがわかれば、感謝をすると思います。 自分の苦しみを軽くしてくれた、つらい状況にいる自分をささえてくれた、という感謝ですね。 実は、この感謝は、通常の感謝(プレゼントをありがとう、買い物に付き合ってくれてありがとう、などの感謝)とは、種類が違っています。 かなり格上の感謝となるのです。 つらい出来事がなければ、知る機会がなかった感謝です。 平和に暮らしていたら、もしかしたら、一生持たなかったかもしれない……そういう種類の感謝です。 新刊を読んで下さった方はご存知でしょうが、神様という、人間の手が届かないような偉大な存在でも、応援をしてくれた人間に対して、この深い感謝を持っています。 神様でありながら、ビックリするほど誠実に、人間に感謝をされているのです。 そのような神様は、ものすごく慈悲深くなっていました。 神様ご自身も、ご自分のことを「以前とは違う」とおっしゃっていたので続きをみる
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