最上お稲荷さんのお話を書く前に……お稲荷さんについての質問が多数寄せられているので、ちょっと補足しておきます。 前回、写真でご紹介した最上お稲荷さんの境内には「縁の末社」がありました。 「末社」という言葉がついている名前なので、ここはお塚信仰ではない、ということがおわかりになると思います。 軽~く参拝をしても大丈夫です。 けれど、他の神社では境内社? いや、お塚? と判断がつかないところがあります。 そういう時は、その神社、もしくは、お寺の公式サイト(ホームページ)を見るといいです。 公式サイトの境内図や、境内の案内のページに載っていれば、それは境内社ということですから、お塚ではありません。 少し前に、伏見稲荷で「熊鷹社」参拝したという読者さんが、ものすごーーーーーく悩んでいるメッセージがありました。 熊鷹社は伏見稲荷の公式サイトにちゃんと載っています。 神社が認める境内社なのです。 神社に行って、ここのお社は大丈夫かな? お塚じゃないのかな? と思った時は、確認するのが一番です。 でも、たとえお塚でも、ご祭神の眷属になっている場合がありますし、太っ腹なお稲荷さんということもあります。 なので、一概に「ダメ」ということでもないのです。(実際に行ってみなければそのお塚がどんな感じなのか、事情がわからないので……説明が難しいです) ですから、過去の参拝を悩むのではなく、これから気をつける、という考えにされたほうがいいと思います。 あとで不安になりそう……と思えば、ご祭神だけを参拝して帰ります。 祐徳稲荷で、本殿と大黒お稲荷さんだけを参拝してもいいのでしょうか? という質問がありましたが、全然問題あ続きをみる
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