少し前に「お塚信仰とは」というタイトルで記事を書きました。 こちらです。 桜井識子『お塚信仰とは』将門さんの「北斗七星めぐり」の中に『水稲荷神社』があります。 この神社のご紹介の中で、「お塚信仰をするつもりがないという人は、裏には行かないほうがいいです」と…ameblo.jp 説明が不十分だったので、もうちょっと詳しく書きますと、神社の「摂社」「末社」であるお稲荷さんは、お塚ではありません。 ですから、神社の公式サイトや、境内にある案内板などに、正式に書かれているお社は大丈夫です。 お塚というのは、どこかの誰かが、勝手に(もしくは神社に許可をもらって)、個人的に祠やお社を境内に置いたものです。 祠やお社ではなく、石碑、というパターンもあります。 お塚はよく見ると、個人の名前が刻まれていたりします。 たとえば、「識子大明神」とかですね。 このお塚がすべて、要注意というわけではありません。 たとえお塚でも、参拝者がいればまったく問題ないです。 伏見稲荷には、お塚から発展して、小さな神社にまでレベルアップしているところが何社かあります。 そこまでいかなくても、定期的に通っている人がいれば、大丈夫です。 定期的に通う人がいないところは……前回の記事に書いたような〝雰囲気〟になります。 独特の〝雰囲気〟です。 まず、前回の記事を見てもらって、「なるほど、こういう雰囲気なのね〜」と、雰囲気を感じていただき、それから、この下の写真を見てもらうと違いがわかりやすいです。 前回の記事はこちらです。 桜井識子『奈良沢不動尊 ~山形県~』2018年に行ったので、現在は、写真とはちょっと違うかもしれません。 見た目はえらい山の中ですが、そんなに山奥ではなかったです。 駐車場に車を停めると、すぐ前…ameblo.jp この写真は祐徳稲荷のものです。並んでいるお社はすべてお塚です。でも、祐徳お稲荷さんの眷属として働いているので、1回きりの参拝でも問題ありません。 2社、お塚が並んでいますが、右側は鳥居が新しく、しめ縄も新しいので、定期的に参拝している人がいるようです。こういうお塚は参拝しても大丈夫です。 朝日乃森社です。 お塚ですが、ここのお稲荷さんは大変強い力を持っています。眷属を多く従えていました。 続きをみる
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