Quantcast
Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2426

日本の神様・仏様

$
0
0
お手間でなければ、応援のクリックをいただけると嬉しいです。
(^-^)
ひっそりとスピリチュアルしています-ブログランキングへ



「私は別の宗教に入っているのですが、神社やお寺を参拝してもいいのでしょうか?」

「違う宗教なので、行くと神様や仏様が嫌がりませんか? 怒ったりしませんか?」

という質問をたまにいただきます。

宗教によっては、違う宗教の場に行くことを戒めたり、〝悪〟だとする考えがあるようですので、不安になられているのかもしれません。

実は、日本の神様と仏様は、大変心が広くていらっしゃいます。

柔軟な性質をお持ちなのです。

皆さんご存知のように、日本には〝神仏習合〟という時期がありました。

神仏習合とは簡単に言うと、日本古来の神道と当時外来の宗教であった仏教が一緒・・・というかごちゃ混ぜになった状態で、神様も仏様もいっしょくたにして拝んでいたのです。

現在のように、神社は神社、お寺はお寺、とはっきり分かれていませんでした。(実際の神様と仏様は、うまく居場所を分けていたのではないかと想像しています)

そんなごちゃ混ぜ状態の時期が長くありました。

私はこの時点で、すごいなぁと思います。

アジアの他の国でも、古来からの信仰と新しく入ってきた宗教が融合することはあったようです。

しかし、日本の神様は、仏様とまったく種類が違う別の存在なのです。

その全然違う存在が同じ場所に祀られていて、どちらも文句も言わずに人々を守ってきた、ということが本当にすごいと思います。

私は北京の寺院で、中国仏教の仏様に会ったことがあります。

放っている〝気〟が威厳に満ちていてとても厳しい感じがしました。

かすかな恐怖すら感じてしまいました。

ビシバシ怒られそうな雰囲気だったからです。

日本のほんわかとした丸い感じの仏様と、中国仏教の仏様は違うのです。

ですが、あれが本来の仏の姿ではないかと思います。

仏は見えない世界の悪霊と戦ったりもするからです。  

日本の仏様が柔らかくて優しいのは、神様と一緒にされていた時期があるからかもしれないなぁと思います。

日本古来の神様は、後から入ってきた仏教とごちゃ混ぜにされても全然怒らなかった大らかさがあります。

別の宗教と一緒にされても怒ったりしない、ということは、相当ふところが深い、ということです。

そしてお互いが作用し合って、どちらもこのように特別に穏やかになられたのではないかと思っています。

日本には神社もお寺もたくさんあって、好きなところに参拝が出来ます。

恵まれているなぁ、としみじみ思います。

ですから、他の宗教に入っていても、神様も仏様も拒否することはありませんし、ましてや怒ったりなんか絶対にしないです。

安心して参拝されて下さい。

そして、もちろん、ふところが深いのでその人の信仰による差別などもしませんから、ご加護もちゃんといただけます。





最後にお手間でなければポチっとお願いします~。

ひっそりとスピリチュアルしています-ブログランキングへ 



Viewing all articles
Browse latest Browse all 2426

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>