実際にご縁をいただいても、ご縁そのものは物質ではありませんから、見ることができません。 なので、もらったことに気づくのは……難しいと思います。 でも、脳では感知できなくても、〝魂〟は、ちゃんとわかっています。 ご縁をいただいたことも、神仏が優しい言葉をかけてくれたことも…… そのような見えない世界の出来事でも、魂は正確にしっかりと受け取っているのです。 そこが人間のすごいところです。 ご縁をもらったら、魂は大喜びです。 魂の大喜びにともなって、感情が動きます。 感情が動く幅は人によって違いますし、時と場所によっても違います。 同じ日に同じ京都で、A神社とB神社でご縁をいただいた……それなのに感じ方が全然違う、ということは、普通にあります。 A神社では、急にウキウキと気分が高揚して、神様が大好きだという気持ちがぶわ~っとあふれ出て、「神様、大好き! この神社に来られて幸せ! 神様、ありがとう!」と思った。 B神社では、厳かな気持ちで参拝を終え、帰る時にトカゲを見つけて、「あっ、お見送りをしてくれてる」と、ジーンときた。 というふうに、同じ人物でも感じ方のテンションが違うのです。 感情の動く幅が小さな時でも見逃さないように、自分の感情を観察することが、気づくコツです。 さらに、魂からのサインには「大興奮の喜び」と「静かな喜び」という2種類がある、ということも知っておくと、気づきやすいです。 「やったーっ! ご縁をもらえたー! きゃっほぅ! らんらんらん♪」と、魂が大興奮で喜ぶと、強い反応になります。 この場合、境内で急に幸せを感じる、急に楽しくて明るいキャッキャッとした気分になる、神仏に強力な魅力を感じる、となることが多いです。 境内で「神様、大好きっ!」となった、おみくじの大吉がバンザイするほど嬉しかった(普段大吉を引いた時よりも喜びが大きかった)、それまで暗~く悩んでいたのに「ま、いっか! なんとかなるさ!」となぜかスッキリしたなど、元気に、前向きな方向で感情が動きます。 もう一方の、魂がしみじみ~と静かに喜ぶのは、「ご縁をいただくことができて、よかった~。ああ、ありがたい~」という感じです。 なので、反応もしみじみとしたものになります。 この場合、深く感謝をする気持ちになる、ほっこりと優しく柔らかい気持ちになる、などが多いです。 青空を見て「気持ちがいいなぁ、神様、ありがとうございます」としみじみ~とした感謝の気持ちが湧く、なぜだか涙が出る(感情はま続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』