神様がご縁を与えると、その神社にいる眷属が、ご縁を与えられた人の家を見まわりに行く……という神社があります。 しょっちゅうではなく、頻度としては時々ですが、巡回しているのです。 無事に過ごしているのか、悪いものに攻撃されていないか、確認しています。 ご縁に関係なく、願掛けの内容によっても見に行くことがあります。 見まわりですから、確認が済めば、次へ行きます。 しかし、まれ~~~~~~~~~~に、ですが、眷属がそのままずっとその家にいる、ということもあります。 神様の指示で、というパターンと、眷属が個人的に守りたいと思う人だから、というパターンのどちらかですが、眷属はその家に鎮座して、住んでいる人をずっと守っていきます。 この場合、縁起物を飾っていたら、縁起物に宿ります。 たとえば、家に、熊野本宮大社、玉置神社、飛瀧神社、神田明神、出雲大社の、5枚の絵馬を飾っていたとします。 この家に、玉置神社の眷属が来たら、玉置神社の絵馬に宿ります。 自分の神社の縁起物があれば、そこが一番居心地がいいからです。 この家に、もしも伊勢神宮の眷属が来たら…… 自分の神社である伊勢神宮の縁起物がありません。 そうすると、あるものの中で一番居心地がいいものに宿るのです。 玉続きをみる
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