関羽さんの御廟を参拝するために行った洛陽ですが、龍門石窟(りゅうもんせっくつ)があるというので行ってみました。ここがエントランスです。 ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。 入ってすぐに石窟が見られるのかと思ったら……けっこう歩きます。 やっと門にたどり着きました。敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)、大同(だいどう)の雲崗石窟(うんこうせっくつ)と並ぶ、中国三大石窟のひとつだそうです。 仏様の大きさがイマイチわかりにくいかもしれませんが、下の部分の、人間の大きさと比較するとわかりやすいかと思います。 上段が川のこちら側で、下段は川の向こう側です。 最初はこんな感じです。 仏様があちこちに彫られています。 深く掘られた石窟もあります。 彩色が残っています。 迫力がありますね。 細か~く掘られている石仏は傷みも激しかったです。 仁王像です。 壊れていますが、ポーズが仁王さんです。 塔もありました。 最初は張り切ってパシャパシャと撮りまくりました。 でも、すごい数の石窟と石仏なのです。 現存する石窟は1,352ヶ所だそうで、全長は1kmにも及ぶ、ということは帰国してから知りました。 この石窟の造営は494年頃から始まり、約400年続いたそうです。彫られた仏像は約10万体とのことです。 教会っぽいドーム型もありました。 ここにご紹介している以上に見学して、写真を撮っています。 どれを見ても、もう全部同じじゃん……という感覚になった時に、 メインの仏像のところに到着しました。 石段を登っていきます。 説明版がありました。日本では「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」というお名前です。東大寺の大仏さんと同じ仏様です。 ここがすごいパワースポットでした。仏様のオーラ、パワーが高濃度なのです。 仏様パワーが渦巻いていて、大きくこの場にあるのです。彫刻した人、すごい! と思いました。 慈悲深く、強い力を発揮する仏様です。さらに優しさの幅が広いのが特徴です。 石仏は、全部、道がつながっていました。壊れていてもつながっています。 右端のお地蔵さんはきついお顔です続きをみる
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