「あなたにいま必要な神様が見つかる本」に「箱根神社」のことを書きました。 奥宮（箱根元宮）のことは書いていないのですが、参拝しています。 ただ、参拝中にちょっとした迷惑行為がありました。 どうしてそういうことをするのだろう、とイライラしてしまい、腹立ちを抑えられなかったのですが…… 神様がそこで「怒りを収める方法」を教えてくれました。 私に、次々と質問をしてくれたのです。 そのおかげで「ああ、なるほど、怒りはこうやって抑えるのか～」と知りました。 今日はそれをお伝えします。 思ったこと、考えたことに対して、とことん質問を重ねていく、というのが、怒りを抑えるコツです。 箱根元宮であった出来事ではなく、別のたとえで書いてみます。 例１レストランで、自分と同じものを注文した隣のテーブルの人。自分よりあとに来たのに、そっちに先に料理が運ばれてしまった。若いウェイトレスに、自分のほうが先に注文したのですが？ 間違えていませんか？ と丁寧に言ってみたところ、ウェイトレスは、なに？ このオッさん！ という顔をして、返事もせずにプイッと行ってしまった。 その態度はなんだー！ と腹が立ったとします。 ここから質問です。 なぜ、その態度に腹が立ったのか？ ウェイトレスに馬鹿にされたと思ったから。 なぜ、ウェイトレスに馬鹿にされたら腹が立つのか？ ２０歳くらいの若い子で、そんな若者に馬鹿にされる筋合いはない。 なぜ、若い子に馬鹿にされたら腹が立つのか？ 自分はそれなりに社会経験があり、知識も社会的地位もある。文句ではなく聞いただけなのに、馬鹿にされるのは許せない。 社会経験や知識、社会的地位がある人を若い子が馬鹿にしてはいけない理由は何か？ 馬鹿にするか、しないのかは、その子の自由ではないのか？ 馬鹿にすることは……人として、してはいけないことだから。 人として他人を馬鹿にしてはいけないのはなぜか？ 相手に失礼だし、霊格も下がるし、性格も悪くなる。 ……と、このあたりまでくれば、ウェイトレスの霊格が下がるから怒っている、というニュアンスになり、あれ？ なんだか違うな、と気づきます。 ここでも、まだ納得がいかなければ、馬鹿にすることがどうして失礼になるのか？ と質問をして、その答えに対して、また質問、というふうに続けていきます。 例２夫が家で何もしない。休日も一日中ダラダラしていて、昼間からビールを飲みながらテレビを見ている。たまにパチンコに行って無駄にお金を使うこともあるし、会話もあまりない。夫のこの生活態度にイライラする。 ちょっ続きをみる
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