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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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合祀社に神様がたくさんおられる理由

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紋別の取材は2泊3日だったので、先週の火曜日に帰宅をしておりまして……今日は、全然別のところに取材に行きました。 今日、参拝したその神社の境内には、合祀されたお社がありました。 説明板には15柱の神様のお名前と、神社名が書かれています。 15柱もの神様がここにいるのだろうか? と、お社の中を見たら、中にはさらに小さなお社が3つ、置かれていました。 そこに、神様がたくさんおられます。 11~12柱はおられたように思います。 つまり……合祀されたのに来なかった、という神様は少ないのです。 「やっぱり合祀されたら、律義に来られるのだな~」と思い、祝詞を唱えました。 すると、どの神様もものすごーーーく喜んでくれます。 あぐらをかいて座り、じっくり聞いてくれる神様や、奥から出てきて、わざわざ私の目の前まで来られ、静かに聞いていた神様もいました。 合祀社は狭いので、多くの神様がそこにたくさんいると、なんだか窮屈そうに見えて、一番手前にいた神様に、 「合祀されたら、どの神様も『行かなければ!』と思うのでしょうか?」と質問をしてみました。 同じような状況を他の神社でも見たことがあるからです。 「神様って、義理がたいのですね~」 と、言うと、ちょっと違う、と言って笑っています。 実は、合祀される時は、もといた神社(小さなお社だけの神社が多いそうです)が残されることはなく、取り壊されてしまうそうです。 合祀される神様は、もといた自分の場所、帰るところがなくなるので、勧請された合祀先にいる……という事情らしいです。 そうだったん続きをみる

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