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※3部作の最終回です。
重たい体を引きずってヒーヒー言いつつ、やっとのことで八坂神社に到着しました。
門をくぐると狛犬がいるのですが、見ると通常の狛犬と違います。
あれ? と思いました。
ごく普通の神社の狛犬ではなく、なんというか、存在する世界が違う眷属です。
これは言葉で表すのが非常に難しいのですが、半分、妖怪? 妖精? の世界に身を置いているような、そんな不思議な狛犬です。
こんな狛犬は珍しく、初めて見るなぁ、と思いました。
そのまま本殿に向かいます。
本殿を目にした瞬間に、 「ああ、良かった! 強い神様がいらっしゃる!」 と思いました。
「あー、ありがたいありがたい、助けてもらおう」 とそばまで行って神様を感じたら、ここの神様は広峯神社 (兵庫県姫路市) の神様と同じ種類だということがわかりました。
牛頭天王です。
おみくじに (帰りにひきました) ご祭神はスサノオの神様と書いてありましたが、明らかに違います。
山岳系の神様とはもう全然違うし、通常の神社の神様とも違います。
そう言えば・・・とここで思い出しました。
ブログで広峯神社の記事を書いた時に、京都の八坂神社も牛頭天王と言われています、というメッセージをいただいたことがあります。
その時は、京都という街の中であの牛頭天王が存在出来るのかな? 力を維持できるのかな? と疑問だったので、きっと牛頭天王の子分がいるのだろうな、とそう思っていました。
いや~、ちゃんといらっしゃいました、街のド真ん中に。
牛頭天王が。
やっぱり神社仏閣は行ってみなければわからない、としみじみ思いました。
とりあえずご挨拶をして、祝詞をあげ、 「体調が悪いのを治して下さい」 とお願いしました。
「どうして高パワーを浴びて悪くなったのでしょう?」
「体の元々弱い部分が、高いエネルギーに耐えられなかったのでしょうか?」
ということも聞いてみました。
それしか考えられないので、 「そうだ」 という答えが返ってくるだろうと思っていたら・・・。
牛頭天王は 「エネルギーが逆向きに刺さっておる」 と言いました。
「は?」
まったく予想外のことを言われ、意味がわかりません。
そこで詳しく聞いてみました。
京都御所で、空に向かってエレベーターのように上昇する地面を感じた時のことです。
「お前はエネルギーを下 (地面) から空へ流したであろう?」 と言うのです。
んー、言われてみれば、たしかにそのようなエネルギーの流れを感じました。
「逆だ」 と牛頭天王は言います。
エネルギーは 〝空から地面へ〟 流すのだそうです。
地面がぐーんと空に近づく感じだったので、その勢いで下から空へとエネルギーが流れるのを 〝感じた〟 のですが、それは 〝自分が下から空へと流していた〟 と言うのです。
「えええーっ!」 ( ゚ ▽ ゚ ;)
そんなことは言われなければわかりません。
自分では、ただ感じているだけ、のつもりだったのです。
「わからないまま、あれこれやってはいかん」 とアドバイスをされました。
さらに 「わからぬことは神にでも聞け」 と・・・。
たしかにそうです、そうすべきでした。
でもこの時は、わかっていないことがわかっていなかったのです。(ああ、ややこしい日本語・・・)
牛頭天王は、私の体に逆向きに刺さっているエネルギーの矢 (イメージです) をすべて抜いてくれました。
この牛頭天王は、さきほども言いましたように、山岳系や普通の神社の神様とは種類が違います。
でも、とても大きな力をお持ちです。
一般的な神様じゃないので、平等とか、参拝者をみんな救うとか、正義とか、清く正しくとかじゃないです。
気に入った人の願掛けは徹底的に聞くが、そうではない人は知らん顔、と気ままなのだそうです。
聞かない人の場合はまったく無視、ということでその自由な感じが、面白いなぁと思いました。
牛頭天王はとっても気さくです。
山岳系神様の場合、どんなに優しくて大好きでも、 「畏敬の念」 という、おそれ敬う気持ちを無意識に抱かせるものが必ずあって、絶対的な神様感、神々しい感があります。
ですが、牛頭天王は、もちろん失礼があってはいけませんし、おそれ敬う気持ち、神様感もあるのですが、そこに 「フレンドリー」 っぽい雰囲気が加わります。
今回、面白いなぁこの神様、と思ったのは、私がいるそばで般若心経をあげている人がいたのですが、 「聞いていない」 とのことでした。
思わず笑ってしまいました。
祝詞も聞いてないそうです。
もしかしたら、牛頭天王用のお経か何かがあるのかもしれませんが、でもなんというか、そういうのではないです。
そこはご自分で言われているように、神様と仏様 (菩薩とか如来とかの仏様です) の間の存在だからかもしれません。
牛頭天王、本当にいいなぁ、好きだなぁ、と思いました。
広峯神社の記事でも書きましたが、一般的な神様とは違いますので、ちょっとくらい良くない願掛けも聞いてもらえます。
もしも牛頭天王に気に入ってもらえたら、多分、願いは何でも叶えてもらえるのではないかと思います。
この神様は、夜、参拝しても差し支えありません。
夕方から気がかげることもないと思います。
八坂神社を出る頃には、あれだけダルくてしんどかった体が、ビックリするくらい完全に回復していました。
「ひー、イタタタタ」 とうんうん唸って我慢していた痛みも、逆向きのエネルギーの矢を全部抜いてもらったら、キレイさっぱり、ウソのように消えました。
見えない世界で受けたダメージは、神仏に何とかしてもらうのが一番ですね。
最後に丁寧にお礼を言ってから、神社を出ました。
帰りは駅までスタスタ歩けて、来た時の半分どころか、4分の1くらいの時間で戻れました。
・・・というわけで。
京都御所で高エネルギーをいただく時は、 「空から大地へ」 流すべきだそうです。
霊感が強い人は、地面が空に向かって登っていくようだなぁ、と感じるかと思いますが、その時にエネルギーは空から流れて大地のほうへ行く、と意識して下さい。
上から下へと吹いている風の中を、登っていくような感じ、だと考えるといいと思います。
こうすると、質の高い良いエネルギーをたくさんいただけます。
失敗したら怖いからそんなんいらない、という人は 「エネルギーは感じない!」 と強く自分に言い聞かせてシャットアウトし、意識を景色や建物に集中すればいいです。
でもこれは、御所の中に入らないといただけないものですから、ゲットしたい人は参観手続きを取って、中に入れてもらう必要があります。
高パワーで霊的エネルギーを充電したい、霊的エネルギーの質をちょっぴり高めたい、体の細胞を活性化させたい、という方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
追記:八坂神社の牛頭天王は、広峯神社の牛頭天王と同一人物(神様)ではありません。
人間の方では牛頭天王という存在は「1人」と考えてきたのかもしれませんが、牛頭天王というのは「種類」です。
「鬼」とか、「山岳系神様」とかと同じで、種類なのです。
ですので、基本的な性質は同じですが、神様自体は違う人物です。
八坂神社の本殿正面です。なんとなく違う雰囲気が、写真からでもおわかりになると思います。
力が大きいのでピンボケします。
どうしてもボケてしまいます。撮りつつ確認していなかったので、ピントが合った写真が少ないです。
ここまでピンボケしなくても・・・というくらいボケまくりです。
正面横から撮ってみました。
不思議な狛犬です。
ご祭神はスサノオノミコト、と書かれていて、わざわざこれを引かせるところが、ユーモアがあるというか、茶目っ気があるというか・・・。 (^-^) 八坂神社の参拝は、楽しくもありがたいものでした。いい神社です。おススメです。
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神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました (ひっそりとスピリチュアルしていますPart2)
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