たまたま自衛隊基地横の道路を走っていて見つけました。「野原岳の霊石」という案内板があります。なんだろう? と、興味を引かれたので、てくてく歩いて行ってみました。 ここで左折するようです。 うわぁ!すごい道です。 誰も通っていないような草の茂り方で、クモの巣が顔にくっつくのでは…… とビビリましたが、クモの巣はまったくありませんでした。 霊石というので、岩のような大きなものを想像していたのですが、円柱形の石です。 遠くからこの石が見えた時に、与那国島の海底遺跡が、目の前にパーッと、それはもうハッキリととても大きく広がりました。 なので最初は、海底遺跡と同じ時代の、場所は違うけれど、同じ都市、もしくは同じ国の、神殿の柱かと思いました。でも、よく見ると柱にするには弱そうな石です。どうやら、神殿の柱の実物を見て、マネして作ったもののようです。 その場にあった説明を読むと、14世紀頃に作られたみたいに書かれていますが、作られたのはもっと前だったのでは……? というのが、私の感じたことです。 そこで見ていただきたいのが、2枚の写真です。これはギリシャにあるオリンピアの遺跡です。神殿の柱は、このようにつぎはぎですから、神殿が壊れてしまうと、円柱形の石になります。 で、一番下の部分は結構太い円柱形なのです。続きをみる
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