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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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参拝の行列

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人気のある神社や、観光地にある神社などでは、参拝をするための行列ができていることがあります。 私もたまに遭遇しますが、ずら〜っと一列に並んでいて、自分の順番がくるまでかなり時間がかかったりします。 このような場合、正面からではなく、横からお願いするのはどうなのでしょうか? というご質問です。 「“識子流”ごりやく参拝マナー手帖」に書いておりますが、本殿でのご挨拶は正面(真ん中という意味です)でなくても大丈夫です。 正面でなければ失礼ということはありません。 神様は、大勢の人が一斉に語りかけてもすべて聞くことができます。 ですので、参拝は1人ずつ、必ず正面に立たなくてはいけない、ということはないのです。 逆に正面を避けると参拝を焦らずに済む、という利点があります。 ご挨拶の時に自己紹介も一緒にするという方や、祝詞を唱えてからご挨拶をするので少し長くなるという方は、はじめから正面を避けて端に立つと、あとから来た人に気がねなくお参りができます。 しかし、ずら〜っと並んでいる行列がある場合は……ちょっと難しいかな〜、と思います。 たとえば、端っこからちょっとだけ手を合わさせてもらおう……と、お賽銭箱の横あたりに行って手を合わせるのは、私だったら、やめておくかな、と思います。 神様や眷属は端からの参拝でも大丈夫ですから、こちらは問題ありません。 気になるのは並んでいる人々の感情です。 どの人も長い時間並んでいるわけです。 そこに、ひょこっとやってきて手を合わせていたら、「あー! あの人、横入りしたー!」と思う人がいるかもしれません。 「正面の〝列に〟横入りしたわけではなく、端っこに来ただけなので続きをみる

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