神社に行ったら、たまたま結婚式をしていた……という、この現象は「歓迎の印」と思っていいです。 ちょうどその時間に、境内に行くように導いてもらっているわけですから、大変ありがたいことになります。 たまたま結婚式に出合う確率はそんなに高くない、と私は自分の経験からそう思っています。 大安の日曜日だから結婚式をしていそう、行ってみよう……と狙って行っても、神様に見せてもらえなければ、時間が合わなかったりして、見ることはできません。 私はあちこちの神社を数多く参拝していますが、結婚式の〝幸せのおすそ分け〟にあずかれたのは、そんなに多くありません。 以前に比べ、神社を参拝する回数は格段に増えていますが、それに比例して結婚式に遭遇する回数も増えているかというと、全然そんなことはないのです。 単純に確率の問題ではないということです。 重ねて言いますが、この神前挙式を見せてもらえることは歓迎の印であり、幸せのおすそ分けです。 これは、言葉を飾るために表面だけで言っているのではなく、〝本当に〟分けてもらえます。 神様は花婿さん・花嫁さんの人生の門出を祝福をして、〝幸せのタネ〟のようなものを2人に与えます。 イメージとしては、パウダー状の粉砂糖を2人の上からサラサラサラ〜ッとかけてくれるような感じです。 ライスシャワーは下から投げますが、そうではなく、上空から粉雪のような、幸せのタネを撒いてくれるのです。 その時に、境内にいる人にも、少しですが、同じように幸せのタネがかかります。 神社での結婚式に居合わせると、本当におすそ分けをしてもらっているのです。 ですから、その場に導いてもらえることは、光栄なことであり、非常にラッキーとも言えます。 さて、今度は視点を変えて、花婿さん花嫁さんの立場から見てみると……。 神社での結婚式は、その場にいる参拝客の人々からも「おめでとう!」という、あたたかい祝福をもらえます。 というのは、境内にいる参拝客のほとんどは〝神続きをみる
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