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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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息子の引っ越し 〜その2〜前編

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タイトルを見て、「あれ? その1って、あった?」 と思われた方、すみません、その1は「神様アンテナを磨く方法」という本に書いておりまして……。 内容を簡単に言いますと、息子は物件を探す能力に欠けている、というお話です。(霊がいる部屋に住んでいました) で、最終的に筥崎宮の神様に助けていただいて一件落着した、とそのような顛末を書いています。 あれから息子の運は徐々に良くなり、ありがたいことに栄転が決まって、転勤することになりました。 そこで、ふたたび物件を探すことになったのです。 現地に物件を見に行く1ヶ月前から、息子はネットで探し始めました。 見学する当日は私にも来てほしい、と言います。 「俺だけやったら、変な物件を契約してしまうかもしれん」 たしかに! それは言えている! しかも十分ありえる!  また、変な家に住んで体調が悪くなっても困ります。 なにせ過去のことがあるので、放っておいたら今回も危ないところに入居しそうな気がします。 当日は現地集合にして、私も一緒に見ることにしました。 ちなみに物件を見るのは1日だけなので、何がなんでもこの日に決めなくてはなりません。 「物件を見る日は家を少し早く出て、筥崎宮の神様のところに寄っておいでよ。いい物件が見つかりますように、って、しっかりお願いするように」 山ほどある物件の中でどれを見るか……人間にはすべてがわかるという能力がないので、こういう縁のものは神様に探してもらうといいのです。 「わかった! 早めに家を出て、筥崎宮にお願いしてから行く!」 と、いうことで、早朝、息子は筥崎宮に寄ってお願いをし、それから新幹線に乗りました。 (もちろん、物件を探し始めた時から、筥崎宮に参拝してお願いをしています) 現地で落ち合った私と息子はレンタカーを借り、不動産屋さんと一緒に回るのではなく、自分たちで見学する物件を回りました。 息子は1ヶ月かけてネットで調べあげ、物件を4つにしぼり、現地キーで中を見せてもらうよう会社に手配をしてもらっていたのです。 「どっちから回ろうかな〜」と息子はしばし考え、「Aから行く」と言います。 はいはい、Aからね、自分でナビを設定してね、と運転して現地に着くと……。 これが、見るからに、「ここはあかん!」という物件でした。 そばに行くことすら、バツ! な物件なのです。 建物の〝空間〟が妙にうす暗く、「魔」が好きそうな波動です。 すぐそばに公園があったのですが、その公園も「何か過去に事件があったのでは……」という、どんよりとした暗さなのです。 1ヶ月もかけて、わざわざここを選んだのか? と思うと……う〜ん、さすが我が息子、ある意味、期待を裏切りません。 「ここはあかんよ」 「えー! マジで?」 「見んでええよ、ここは契約せんから」 「でも、ちょっとだけ中を見てみようよ」 と、息子は何やら電話をしていましたが、鍵の件がうまく伝わっていなかったようで、 「すぐには見れんらしい。今から手配してくれるって。ここ、最後に回す?」と言います。 「いや、いい。ここは見なくていい。こんなところに入ったら、運が落ちる。絶対にここはあかん」 そう言うと息子は、え〜、そしたらあと3つしか候補がないんやけど……とぼそぼそとつぶやいておりました。 次に、Bという物件を見に行くと……。 う〜〜〜〜〜〜〜〜ん、悪く続きをみる

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