前回のお話でおわかりのように、人間は生まれ変わる時に、過去世で「これがしたかった!」と強く思ったことを、人生に組み込むことがあります。 たとえば、病気で苦しい思いをたくさんした人は、今がとっても元気だったりします。 過去世で「元気に外を走りまわりたい」「自分の足でどこへでも歩いて行きたい」というのが、夢だったのですから、今世で健康なのは夢を実現しているわけです。 過去世で孤独に苦しんだ人は、今世で、家族と仲が良かったり、気の合う友人に囲まれていたりします。 「自分のことをわかってくれる人がほしい」「ひとりぼっちはイヤだ」という思いを抱いていたのですから、今世で家族や友人に恵まれているのは夢を実現しているわけですね。 どちらも、もしかしたら、経済的に厳しいとか、会社の上司が心根のよくない人だとか、悩みは悩みであるかもしれません。 悩みがあれば、つい、そのことにフォーカスして、「ツイていない」「どうして私は不幸なのだろう」と、暗くなってしまうかもしれませんが、 過去世での夢が叶っていることに目を向ければ、なんて幸せな人生なのだろう! となるわけです。 「でも、私には過去世がわかりません。だから夢が叶っているのかどうかもわかりません。どうやれば知ることができますか?」 という声が聞こえてきそうですが…… 脳はわかっていなくても、魂はちゃんとわかっています。 なので、夢が叶っている「そのことが好き」という方法で教えてくれています。 私は自分の過去世を思い出す前から、飛行機が好きでした。 海外に行くと、続きをみる
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