ある意味、前回の続きです。 私は家の中にできるだけ黒いものを置かないようにしています。 「黒色」といいますか、「黒の状態」に同調して、気持ちが暗くなるからです。 これは運気をよくする、というよりも、やってきた「運」や「福」をのがさないことにつながります。 心は体に影響をおよぼします。 私は毎朝、血圧を測っていますが、たいてい4~5回、測ります。 その間に、「あっ! しまった! あれをするのを忘れてたー!」と、いきなり焦る気持ちになったり、 突然締め切りのことを考えて不安がマックスになったり、イライラしたりすると、一気に血圧が上昇します。 そのあとはなかなか下がりません。 悩み続けると胃が痛くなったりもしますし、不安定(ネガティブ)な心の状態は、体に影響します。 実はこの影響は、体だけに限りません。 心の状態は、見えない世界にも影響します。 暗~い、どんよりとした気持ちでいると、「運」や「福」などの、よいものが寄ってきにくいのです。 寄ってきたとしても、暗い気持ちと相殺されることがありますし、暗い気持ちが跳ね返してしまうこともあります。 不安定(ネガティブ)な心の状態でいるのは、もったいないのです。 文庫本のほうの『運玉』に書きましたが、秀吉さんは、人生の途中で何か悪いことをしても、後悔するような失敗をしても、それはいったん横に置いておけ、と言っていました。 「完全に横に置け」とまで言っていました。 それはきっと、秀吉さんに悩みを相談した人への答えだと思い続きをみる
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