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魂だった時のことを忘れるのは

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※前回のお話の続きです。

「人格」 と 「信頼」 で選んだ親なのに、どうしてその親が、育てる自信がないからどこかに預かってもらいたいと言ったり、世話をあきらめて子どもに手をかけなくなったりするのでしょうか。

あちらの世界にいる時に、親のほうもサポートを承諾してきています。

「厳しい人生だけど、挑戦してみる!」

「サポートするからね、頑張ってね!」

と、このように約束してきているのです。

約束をした時・・・つまり 〝生まれる直前〟 の魂は、純粋な本来の魂です。

清らかで前向きで、意地悪な心なんかないのが、魂の本当の姿です。

清らかで前向きだからこそ、 「頑張るね」 「サポートするね」 という会話ができるわけです。

どちらも現世に降りたら困難が待ち受けているのですから、魂の状態でなければ決意も承諾も難しいと思います。

この魂の状態を維持して生きているのが、 「障がいを持つお子さん」 で書いたAさんやBさんです。

いただいたメッセージ2通でご紹介した親御さんたちです。

魂があちらの世界での約束を忘れていないのですね。

魂だった時の状態を維持できていない人が、世話を拒否したり子どもを突き放したりします。

そういう人はなぜ魂状態を少しでも維持できないのか・・・。

子どもさんのほうが生まれてくるまでに、親はすでに長い時間を生きています。

長い時間、魂としてではなく 〝人間として〟 過ごしています。

その間に、嫌なこと、つらいこと、傷つくこと、悲しい思いなどもたくさん経験しています。

人によっては、自分の親に虐待されて幼少期を過ごすという、心がボロボロになることを体験しているかもしれません。

陰湿なイジメにあったという人もいるかもしれません。

どちらも魂に傷がつくほどのダメージです。

幼い頃に、バカだとか、ブスだとか、汚いだとか、生きる気力を失う言葉を周囲に投げられて育ったのかもしれません。

これらの出来事に遭遇した時、魂に傷がつきますが、その傷の深さや、つき具合は人によって違います。

〝どう傷がつくか〟 も、人によって違うので、それによって反応が変わってきます。

自分を責めてしまう人もいるでしょうし、自分の心が沈む・落ち込む方向で傷つく人もいれば、他人に攻撃的になることで自分を守ろうと傷ついている人もいます。

この攻撃的になる傷の人は低い感情を持つことになります。

憎い、悔しい、死ねばいいのに、殺したい、などです。

これらの低い波動の感情を持ち続けていると、霊格や人格もそれに引っ張られて低くなります。

つらい出来事が起こるまでは、まったく意地悪ではなかったのに、意地悪な性格になります。

暴力的ではなかったのに、暴力的になったりします。

子どものほうが 「さあ、人生を頑張ろう!」 と、約束通りその親の元に生まれてみたら、親は傷つけられたことによって人格が変わっていた・・・というパターンです。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

だからと言って、許しましょう、と言っているのでありません。
(ここは虐待を受けた方に向けて書いています)

傷ついていた親の心をわかってあげましょう、などと言っているのでもありません。

事実だけを書かせてもらっております。

自分が傷ついたからといって、幼い子どもを虐待することは絶対に許されません。

以前にも書きましたが、虐待を受けた方は、許せないうちは許さなくていいと思います。

いつの日か、それはあちらの世界に帰ってからかもしれませんが、許せる時は来ますので、それまでは無理しなくていいのです。

虐待されて育っただけで、それだけで、悲しい思いは十分です。

許さなきゃ、とさらに自分を追い詰めなくてもいいのです。

なんだかモヤモヤするという人は、神社仏閣に行ってみるといいと思います。

神社に行って、お寺に行って、神様仏様に心の内を洗いざらい話し、どう思うか聞いてみるといいです。

神様も仏様も 「つらい子ども時代をよく耐えた、よしよし。よう頑張った」 と頭を撫でてくれるはずです。

その慈悲が本人にわかるように、なんらかのサインもくれるはずです。

許しなさい、などとは決して言いません。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

話が大幅にそれてしまいました。

虐待されて育った、というメッセージも多くもらいますので、そこについてもちょっと書いてみました。

このように、生まれてみたら、魂同士で約束をした親は霊格が落ちて別人になっていた、という場合があるわけです。

それと・・・、これはあまり書きたくないのですが、事実として知っておいたほうがいいかもしれませんので書きます。

その親に、悪いものが乗っかっていることがあります。

憑依状態です。

これは成仏したいという単純な願望で憑いている幽霊ではありません。

もっとタチの悪い類のものです。

それらは成仏したいという目的ではなく、低い波動の意地悪や暴力、残酷なことを面白がる・楽しむ、という悪霊の快楽のために憑いています。

そのような人も中にはいます。

みんなが本来の魂のままで、もしくは、魂の時のことを忘れずに生きていけば、イジメも虐待も暴力もない世界になるのですが、そうもいかないのが現実です。

人生におけるスピリチュアルな意味は、人によっていろんな場合、いろんな事情があります。

この人がこうだから、それを当てはめると、私もこうなのね、という単純なものではないのですね。

親を選ぶにもいろんな事情や理由があり、生まれてから約束が果たされない場合もいろんな事情や理由がある・・・というわけなのです。



※ちなみに、心に深い傷を負わされても、みんながみんな低い感情を持つわけではありません。まったく人格も霊格も落とさない人もいます。そういう人は元々、かなり霊格の高い人です。





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興味がおありの方は一度ご覧になってみて下さい。

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