「伝えるべきことは、しっかりと取材をして、できるだけ多く書いておきたい」ということを、最近、よく思います。 私が情報を発信しても、受け取る人はごくわずかかもしれませんし、信じないという人も少なくないと思います。 でもそれは、情報を見た人の自由ですから、たとえ多くの人が「いらない」と言っても、私はこの人生でできる限りのことをしておきたいと考えています。 こういうことを考えるようになったのは、年を取ったからかな~、と思います。 最近は小学生を見ると(集団下校をしているところをよく見かけます)、「頑張ってね~」と、心の中でエールを送らずにはいられません。 小学校低学年の子どもたちは、まだまだ幼くて、ふざけ合ったりしながら帰っています。 この子たちが私の年齢になるには、50年かかるわけです。 この50年という時間の中には、つらいことも、悲しいことも、苦しいこともたくさんあります。 私もそういう経験をいっぱいしてきました。 ひとりでこっそり泣いたり、どーんと落ち込んだりもしました。 でも、50年の中には、嬉しいこと、楽しいこと、感動することも、たくさんあるのです。 人生を彩る素敵な出来事が、それはもう数多くありました。 元気に走り回っている低学年の子どもたちを見ていると、いいことも、そうではないこともたくさん経験をして、人生を楽しんでね、という気持ちになります。 それで、「人生を頑張ってね~」というエールを送っているのです。 でも……こんな達観したようなことを言っている私ですが…… この私を見て、80代後半の人は、「続きをみる
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