ずいぶん前の話ですが、ふと、過去世の一部を思い出しました。 ごく普通の人物だった人生で、作物をつくって暮らしていたのですが、この人生を思い出したことにより、ひとつ気づいたことがあります。 それは……人物が変わっても、時代が変わっても、人間は同じことを繰り返しているのだな～、ということです。 私を例にしますと、この過去世で、一生懸命に働いていたのですが、思うように収穫ができません。 天候のせいで、です。 それに対して、ブーブー文句を言っているのです。 こんなに頑張っているのに収穫が少ない！ やってられない！ 腰も痛いし、こんなに努力してるのになんなんだ！ おてんとうさまはおかしい！！ とまぁ、文句ブリブリです。 目をつり上げてギャーギャー文句を言う自分を思い出して、「…………」となりました。 そして、「ああ、そういえば、別の人生でも……いや、ほぼ、どの人生でも文句を言ってたよなぁ……」と思い出したのです。 何か気に入らないことがあったらブリブリ、報われないことがあったらブリブリ、と口は文句を言うためにある、というくらいでした。 人生そのものが変わっているのに……生まれ変わって人物が変わっているのに……同じようなことを繰り返していたのです。 『人生が楽になるコツ』という本で、大阪にある「石切劔箭神社（いしきりつるぎやじんじゃ）」をご紹介しましたが、ここの神様も同じようなことを言っていました。 人間は、生まれ変わって人生が変わっても、人物が変わっても、何かしら続きをみる
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