『和の国の神さま』という本に書いたので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、神仏に関しては、「神様系の人」と「仏様系の人」に分かれます。 神様と仏様は同じ場所ではなく、いるところが違います。 〝世界〟そのものが違うのです。 どちらも高波動の存在であり、人間を救ったり、守ってくれたりするのですが……信仰自体が違います。 この2つの信仰についていえば、ほとんどの人がどちらか一方に〝ちょっとだけ〟近いです。 わずかにですが、どちらかに寄っているのです。(ちょうど半々という珍しい人も中にはいます) 近いからといって、たくさん恩恵がもらえるとか、願掛けが叶いやすいとか、そういう「得をする」みたいなことはありません。 これは、感覚的なもので、自分が馴染みやすい、そっちの世界のほうに溶け込みやすい、魂が反応しやすいとか、そういうことです。 前世の影響が一番大きいのですが、生まれる前に立てた人生計画と関係している、という人もいて、理由はさまざまです。 中には、死後の世界でその信仰を勉強をしたから、という人もいます。 つまり、どちらか寄りなのは、〝生まれながらにして〟ということです。 さて、そこで、前回のお話です。 最初のお話の読者さんのダンナさんと、お通夜に行かれた読者さんは、神様世界のほうに近い人です。 神様は喪が苦手ですから、喪に属する世界や、喪に属する行事も苦手です。 神様世界がそのような雰囲気なので、神様世界に近い人はお通夜やお葬式などに参列すると、なんとなくネガティブな印象を持ってしまうのです。 お墓の場合は、成仏していない幽霊がいます。 幽霊の低い波動を感じると、お経を聞くために実際に集まっているのは墓地の住人で、さらにニコニコしていても、印象としてはネガティブになります。 神様世界が、成仏していない人が苦手、という世界だからです。 前回のお2人は神様系で、しかも、神様世界にかなり大きく寄っている神様系です。 信仰の感度が、たとえば100あったとして、「神様50・仏様50」なら、どちらも同じように近く、両方が最初からしっくりきます。 「神様続きをみる
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