白ヘビがいる可能性はあっても、お金を洗う場所がない、という神社仏閣が多いようです。 具体的に「ここの神社はどうでしょう?」という質問が何通か届いておりますが、神社仏閣は、行って、自分の目で見ないことには詳細がわからないので、今日は皆様がご自分で探せるポイントを質問にお答えしながら、もっと具体的に提案したいと思います。 「水かけ弁財天」という、お水をかけるための弁天像が置かれているお寺があります。 水かけ弁天様と同じように、「水かけ白ヘビ」「水かけ白龍」などの像も、もしかしたらどこかにあるかもしれません。 この場合、お水があっても、このお水は仏様にかけるためのお水です。 目的が明らかに違うので、念の垢は落ちませんし、「こらこら、その水でお金を洗ってはいかん」と弁天様に注意されるように思います。 「えーっ、すでに洗ってしまいました~」という方は、次に行った時に謝罪をすれば大丈夫です。(手水舎で洗った場合も同じです) でも、気になって仕方がないんです、となったら、洗ったお金をふたたび持って行って、弁天様のお賽銭箱に入れるといいです。 そこまでの誠意を見せれば、弁天様も「なにもそこまでしなくてもよかったのに」と、ニコニコしてくれることと思います。 新たに願掛けをしても、ニコニコ顔で聞いて下さいます。 境内に池があって、そこに弁天様と白ヘビの像がある、という場合も、そこが〝お金を洗う場所〟となっていなければ、許可なく勝手に洗うわけですから、こちらも効果はありません。 さらに付け加えておきますと、いくら弁天様と白ヘビ像がある池でも、お金を投げ込むのは完全に NG です。 投げ入れるのは洗ったことにはなりませんし、これは弁天様に叱られる行為だと思ったほうがいいです。 弁天様がご祭神である神社や、弁天様がご本尊のお寺のそば(歩いて5〜10分くらいの距離)に、川が流れている、というケースもあるかと思います。 (田舎や山間部のお話です) しかし、その川は境内ではありませんから、洗っても効果はないです。 ただ、こういった立地の神社仏閣だったらラッキーです。 白ヘビと一緒に、川に行くことができるからです。 それにはまず、弁天様の許可をもらわなければなりません。 ちょっと無理めのお願いになるので、オーケーがもらえるかどうかは、頼み方次第となります。(いつも書いておりますように、たくさんお話をして丁寧にお願いをします。白ヘビを〝貸して〟下さい、などと眷属をモノ扱い、下に見る発言をしてはいけません) さらに、川が清い水であることが条件となります。 淀んでいる川だと白ヘビが嫌がって来てくれませんし、そのような川へ一緒に行くように頼むのは失礼になりますので、お気をつけ下さい。 山の近くとか、山間部、田舎、そのような土地だったら大丈夫です。 一緒に行ってもらえるよう、親分である弁天様にお願いをして、川へ行き、洗います。 お金を洗い終えたら、ふたたび、神社(お寺)に引き返します。 一緒に来てもらった眷属の白ヘビをお返しするためです。 そこでお礼もしっかり述べてから帰ります。(先日お伝えした、山の中の祠だったら、そのそばの川は神域となっていますから、そのまま洗っても大丈夫です。神社やお寺など、敷地がちゃんとあって、その敷地ではないところを流れている川の場合です) 高野山は「高野七弁天」といって、7社の弁天社があります。 「聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ」という本に書いた、嶽弁天さんは神様で、眷属に白ヘビはいませんでした。 他の6社は参拝していないので、確実なことは言えませんが、高野山ですから弁天様はおられるはずです。 白ヘビがいるお社もあると思います。 比叡山にも弁天堂がありますから、弁天様はおられます。 高野山も比叡山も、弁天社や弁天堂のそばに川はないように思います。 その場合、冬期限定、場所限定になりますが、雪を利用するといいです。 高い山や寒い土地は雪を利用してお金を洗うことができます。 雪で洗う時は、〝境内に積もっている雪〟で、汚れていな続きをみる
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